ウレタン着ぐるみ内側のお手入れ

着ぐるみを着用していると、内部の温度が上昇するためどうしても汗をかいてしまいます。
汗が染み込むとカビや雑菌の発生の原因となってしまうため、こまめに着ぐるみの内側をクリーニングする必要があります。

屋外での使用の場合は着ぐるみは汚れやすく、また空調もないため季節によっては大量の汗をかくこともあります。そういった場合は、使用後すぐに着ぐるみ内側のクリーニングをすると着ぐるみの内部を清潔に保ち、安心した運用が出来ます。

ウレタン着ぐるみ内部のお手入れ方法についてご紹介します。

ウレタン着ぐるみの内部素材

ウレタン着ぐるみというのは、フォーム材(ウレタン/サンペルカ/サンフォーム等)を造形素材に使用している着ぐるみです。着ぐるみ芯材完成

硬質ウレタンフォーム

別名「サンペルカ(化学架橋ポリエチレン樹脂発砲体 低密度ポリエチレンフォーム)」といいます。曲げる力に強く、やや硬めの素材です。単独気泡で水や空気を通さないため、一般的には、建築用の緩衝剤として使用されています。着ぐるみの頭部のように、形をしっかり定めて造形的に作り込みたい部位に適しています。硬質ウレタン02

軟質ウレタンフォーム

「ポリウレタンフォーム」と言って、非常に軽くて柔軟性の高い素材で、クッション性・復元性に優れています。連続気泡で気泡の穴同士が繋がってスポンジのようになっているため、水や空気を通します。着ぐるみの耳などの小さいパーツなどに適しています。軟質ウレタン02

半硬質ウレタンフォーム

硬質ウレタンフォームと軟質ウレタンフォームの中間に位置する素材で柔軟性と硬さの性質を備え持っています。性質としては「ポリウレタンフォーム」に属し、連続気泡のため水や空気を通します。着ぐるみの胴体など、動き易さとしっかりした形状を両立させたい部位に適しています。

半硬質ウレタン02

「ポリウレタンフォーム」は加水分解や空気中の窒素酸化物などの影響によって、加工生成された段階から次第に経年劣化していきます。この劣化は使用頻度とは無関係に進行していきます。
完全に劣化してしまうのは何年後?というご質問に明確にお応えすることが出来ませんが、5年をひとつの目安にお考え下さい。
劣化も気になりますが、もともと柔らかい素材なので扱い方次第でご使用可能な年月は大きく変わってきます。

これらの特性を考慮したお手入れ方法を紹介します。

着ぐるみ頭部内のお手入れ

硬質ウレタンフォームは、通気性がない代わりに、水が浸透することはありません。着ぐるみの内側が汚れてしまった場合は、硬くしぼった濡れぞうきんに中性洗剤をほんの少しだけ垂らして、馴染ませた後に丁寧に拭いてあげてください。

洗剤が残らないように清め拭きして、しっかり乾かした後、専用収納袋に入れて保管してください。

(※劣化や変色の恐れがあるので、強アルカリ性や強酸性の洗剤、漂白剤などは使用しないでください。)

着ぐるみ硬質ウレタンお手入れ

フォーム材は熱変形します。また、使用している接着剤も熱に弱い為、ドライヤーの熱を当てることはお控え下さい。

保管の際の注意点ですが、硬質ウレタンフォームは復元性がさほど無いため、長時間押しつぶされたりしないように、通気のよい保管場所を広々確保した上で収納して下さい。

キグルミックスでは、ポリウレタンの上に防水性のビニール生地を被せたヘルメットを搭載しており、こちらも同じ方法にてお手入れ出来ます。

着ぐるみお手入れ ヘルメット

着ぐるみ胴体内のお手入れ

軟質・半硬質ウレタンは、水や空気を通し、温度や湿気を一定時間保つ性質があり、スポンジのように水を吸収します。

着ぐるみソフトウレタン水浸透
ご着用後は、乾いた雑巾でしっかり押さえるようにして、汗等の水分を拭き取ってください。

時期によっては黴の原因にもなりますので、過度の水拭きは控え、数回に1回軽く表面を拭いてあげる程度にしてください。
メンテナンス後は、直射日光に当たらない風通しの良い日陰で丸1日乾かして下さい。
梅雨時の乾きにくい時は、扇風機をあてて空気の流れを作ってあげるとにおいが取れやすく、乾きも早くなります。

靴のお手入れ

靴の内部は特に臭いの問題が発生しやすいため、使用後は内部をしっかりと水拭きします。その後、風通しの良い日陰に置いておくことで臭いの定着を防ぐことが出来ます。

また、靴は水での丸洗いが可能です。
丸洗いの仕方は、以下のページでご紹介しています。

汚れた靴の丸洗い方法

着ぐるみ内部のカビ対策・除菌・消臭

着ぐるみの内部をキレイにした後には、市販の消臭スプレーやエタノールを使用してカビ対策・除菌・消臭を行うことが出来ます。

消臭・殺菌スプレー

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