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6.182015
エアー着ぐるみ内側のお手入れ
着ぐるみを使用する中で、夏場などの暑い季節は汗をかくことが多くなります。
何度も使用するうちに、着ぐるみの内側をクリーニングする必要が出てきます。
メンテナンスが必要となるタイミングは、着ぐるみの使用頻度によって大きく異なってきます。期間の目安として、最低でも年に一回は着ぐるみ内側のクリーニングをすると、内部の状態確認を兼ねて安心した運用が出来ます。
エアー着ぐるみ内部のお手入れ方法についてご紹介します。
エアー着ぐるみの内部素材
エアー着ぐるみは、内側用の生地と表面のボア生地の二重構造で出来ています。
エアー着ぐるみの内部にはセシーナという生地が使用されていて、空気漏れを防ぐ役割を果たしています。
セシーナ生地は表面はポリウレタン100%、裏生地はナイロン100%の素材です。
サラサラとした触り心地で、水が染み込みにくいためお手入れしやすいです。
外側はボア生地をはじめ、目や視界用に塩化ビニール、強度確保にプラスチックメッシュなど、着ぐるみの仕様・用途に合わせて様々な素材を使い分けています。
ブロアファンの着脱方法
エアー着ぐるみの内部にはブロアファンが搭載されていますが、水を使用するメンテナンスの際には取り外します。
ファン自体は基本的にゴミやホコリをはらう以外にはメンテナンスフリーですが、衝撃・水・薬品には弱いので気をつけて下さい。着ぐるみの内側を見て、ブロアファンの取り付け位置を確認します。ブロアーファン本体は内側に接着されたポケットに収まっています。通常はキャラクターの背中やお尻部分に設置されています。
ブロアファン用ポケットのマジックテープ部をはがします。
メンテナンスが終わった後に再装着しますが、この時に隙間やズレが出来ないように注意して下さい。また、ファンの表裏を間違えないように確認してから戻して下さい。
セシーナ生地のお手入れ方法
ご使用後は上記の通りブロアファン等の機材を取り外してから、硬くしぼった濡れぞうきんで内部の生地を拭きます。
特に手先や足下などの直接肌が触れる場所は、裏返してしっかり拭いて汗などの汚れを落として下さい。
汚れが目立つ場合は、濡れぞうきんに中性洗剤をほんの少量垂らし、よく馴染ませてから拭き掃除をします。
その後、清め拭きをして洗剤を落として下さい。
拭き掃除をした後は、裏返した状態で物干に掛けて、風通しの良い日陰でよく乾かして下さい。
乾いた後は、丁寧にたたんで収納袋に入れて下さい。適当にしまってしまうと、ボア生地にシワがついてしまいます。
長期保管の場合は、ポールハンガーなどに掛けておく事でシワやヨレの予防になります。
靴のお手入れ
キグルミックスのエアー着ぐるみは、足首もしくは靴底にファスナーがあり、本体から取り外すことが出来ます。
靴の内部は特に臭いの問題が発生しやすいため、使用後は内部をしっかりと水拭きします。その後、風通しの良い日陰に置いておくことで臭いの定着を防ぐことが出来ます。
靴底は硬質ウレタンフォームとEVA素材で出来ているので、水での丸洗いが可能です。
丸洗いの仕方は、以下のページでご紹介しています。
着ぐるみ内部のカビ対策・除菌・消臭
着ぐるみの内部をキレイにした後には、市販の消臭スプレーやエタノールを使用してカビ対策・除菌・消臭を行うことが出来ます。