着ぐるみの保管方法

着ぐるみを保管する際は、以下の点に注意してください。

  1. 着ぐるみ本体を完全に乾かした後、不織布製の通気性の良い収納袋に入れてください。
  2. 密閉された袋などに入れたままにしないでください。湿気が逃げずカビが生える原因になります。
  3. 直射日光が当たる場所に置かないでください。生地の退色・色褪せ・劣化の原因になります。
  4. 着ぐるみを圧迫した状態で保管しないでください。シワや変形の原因になります。

保管する前にすること

風通しの良い日陰でよく乾かします。
扇風機を使って風を送ってあげると乾きやすいです。半乾きの場合、ブラシで毛の流れを整えてあげるときれいに仕上がります。
風をあてて乾かす

たたんで保管する場合

エアー着ぐるみのたたみ方は、形状によって異なる部分もありますが基本的な方法は同じです。
運用前のシミュレーションや使用後の片付けの際に参考にしてください。

1.着ぐるみを広げます

広くてきれいなテーブルの上などに、エアー着ぐるみ本体を優しく広げます。屋外などきれいな場所の確保が難しいときには、付属のブルーシートを使用してください。
着ぐるみを広げる

2.足(靴)を取り外すか、カバーを付けます

両足それぞれのファスナーを開くと、着ぐるみ本体と靴を分離できます。
足(靴)を取り外す
取り外すのが面倒な場面では、靴底の汚れが移らないように、袋などでカバーします。

3.下半身(脚)を胴体側に向かって折りたたみます

このとき、エア着ぐるみの内部に設置されているブロアファンが、床に対して平らな状態になるように気をつけます。
下半身(脚)を胴体側に折りたたむ

4.飛び出しているカ所を内側に折り込みます

手・耳などの胴体や頭部から飛び出しているパーツを内側に向かって折りたたみます。
突出箇所を内側に折りたたむ

5.頭部を胴体側に向かって折ります

このとき、目などの硬い素材の部位を折り曲げないように気をつけます。
また、目のビニール素材をおなかのソフトボアに優しく重ねるようにして面を合わせることで、キズの防止になります。
頭部を胴体側に折る

6.頭部を再度、胴体側に向かって折ります

もう一度、胴体側に向かって折る

7.両サイドの隅を下側に向かって折りたたみます

両サイドを折りたたむ

8.通気性の良い不織布製の収納袋に入れます

収納袋に入れて、作業完了

袋から出して保管する場合

着ぐるみを裏返した状態で、室内に設置したポールやスタンドなどに掛けて保管します。エアー着ぐるみ陰干し

保管場所

不織布製の収納袋に入れた状態で、通気性の良い直射日光に当たらない場所に保管します。
防水性のバッグやキャリーケースに入れたままにしないようにしましょう。
保管方法
自立オプションをご購入の方は、着ぐるみをスタンドに立てて展示することで、カビやシワ防止につながります。

自立・展示できるエアー着ぐるみ

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工房責任者

衣笠プロフィール

衣笠 留美(キヌガサ ルミ)

キグルミックス工房責任者。素材の選定から納品に至るまでの実務全般・スケジュールの管理・お客様への窓口業務を行っています。
工房責任者であり技術職としての経験を活かし、明快でわかり易いご説明・ご提案を心掛けています。

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