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6.72024
着ぐるみ製作に使用するレーザー加工機
着ぐるみ用のロゴや文字の製作手順をご紹介します。
着ぐるみに使用するロゴや文字は、フェルトなどの生地をレーザーカットして、基盤となる布にミシンで縫い付ける方法を採用しています。
文字やロゴがあるキャラクターには、着ぐるみ用の図面製作の際に、Illustratorのデータを作成しています。
お客様から事前にデータをいただいている場合は、そのままの形を使用できます。
着ぐるみ仕上げの際に、CO2レーザー加工機を使用して、データの沿った形の裁断を行います。
まずは、加工するデータを、アウトラインのみのデータに変換します。
レーザー加工機専用のソフトに、データを取り込みます。
ソフト内に記載されたデータの実寸サイズよりも、少し大きめの生地を裁断します。
伸びにくく、硬い生地を使用します。
レーザー加工機内に生地を入れ、生地を平らに均します。
レーザー加工機に設置されたカメラによって、生地とデータの位置を合わせて整えます。
生地の色味と厚みに合わせて、レーザー加工機のスピード・パワーを調整した後、カットを開始します。
データの形状通りにレーザーで加工され、徐々にくり抜かれていきます。
加工後の生地を取り出します。
基盤となる生地に対して、消えるチャコペンを用い、ロゴの取り付け位置を正確に記入します。
生地専用の接着糊を用い、ロゴと基盤の生地を仮固定します。
工業用ミシンを使用して、ロゴのアウトラインから1mmくらい内側を縫い込んでいきます。
全ての縫い付け作業が終わったら、不要な糸を切り取ります。
最後に、縫い外しやほつれ糸がないか再確認して完成となります。
また、生地プリントによる再現も行っています。
ロゴ・文字・模様の範囲や数が多い場合、ベースとなる色も含めて、着ぐるみ本体全面を生地プリントすることも可能です。
生地プリントについては、こちらのページをご参照ください。