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6.292015
ウレタン着ぐるみの着用方法
ウレタン着ぐるみは体の各パーツが分割出来るものや、分割できない一体型の作りになっているものまで様々です。
今回は当工房のミックスくんを使って、ウレタン着ぐるみの着用方法をご紹介します。
1.準備
床が汚れていない場所で、着ぐるみ一式が揃っているか確認します。
ウレタン着ぐるみ本体、アクター頭巾、クールベスト、空調ファンの電池ボックス(単3電池×4個)。
ブルーシートや毛布などを床に広げておくと、着ぐるみに汚れ・キズがつくのを防いでくれます。
2.空調ファンの準備
着ぐるみの内部(後頭部のあたり)に空調ファンの電池BOX用ポケットがあるので、電池を入れてからポケットに入れます。
着ぐるみを着用してからだとスイッチのON/OFFがしづらいので、この時ONにしておくと忘れてしまう心配がないですよ。
3.ズボンを履く
ズボンを履きます。腰の紐を調整して、ずり落ちないようにしっかりと固定します。
キグルミックスのウレタン着ぐるみは、ズボンの見えない部分も多めに作っています。
万が一転んでしまって胴体がずれたり、下から覗き込まれたりしても安心です。
4.靴を履く
着用中に脱げないように靴内部のサンダルのマジックテープを調整して、足にしっかりフィットさせます。
サンダルを履いたら、着ぐるみのズボンと靴をファスナーでつなぎます。
5.胴体をかぶる
補佐(1〜2人)に手伝ってもらい、着ぐるみの胴体を体に通します。
ミックスくんは胴体にベルトがありません。胴体を軽く作ることで、頭部と合体させて固定できるようになっています。
(胴体にベルトが付ける場合もあります。その場合は、ベルトを肩に掛けて調整します。)
6.頭部をかぶる
補佐(1〜2人)に手伝ってもらい、着ぐるみの頭部をかぶります。
一体型の着ぐるみや頭部が大きなものだと2人以上で手伝わないと大変です。
内部の肩ベルトを装着します。頭部に全重量が掛かる、もしくは全く掛からない場合、重さが3箇所(両肩・頭)に均等に掛かるようにベルトを調整します。
7.頭部と胴体をつなげる
胴体上部の凸部分を、頭部の内側に押しこむようにして合体させます。
着用者・補佐が内側・外側からそれぞれ確認しながら、正面が合うように位置を微調整します。
8.確認・調整して完成
その場でまず視界の確認してから、「手を動かす」「踏み足する」「ゆっくりと頭を上げ下げする」をしてみて、ゆるい箇所やシワができている部分がないか確認します。
ステージ上で思わぬハプニングに…なんてことにならないように念入りにチェックしましょう。
ひと通りチェックができたら完成です。 移動する際は必ず補佐がつき、段差や周囲の障害物などに充分に気をつけて下さい。
普段ミックスくんはマネキンに展示されて、じーっとお客さんのお出迎えをしています。
こうしてマネキンから外されて、お客様にご着用頂くこともしばしばあります。
当工房にお越しいただければ、ミックスくんに入ってフィッティングの感触や動きなどもご確認頂けます。
お気軽にお問い合せ下さいね。