エアー着ぐるみのメリット

今回のブログ記事では、エアー着ぐるみの利点を具体的にご紹介していきます。エアー着ぐるみの製作をご検討中の皆様は必読です!エアー着ぐるみをよくご存じないという方は、まずはエアー着ぐるみのページをご覧になられた後にお読み下さい。
エアー着ぐるみの利点をお話する際には、サイズの大きなキャラクターについて比較する方がより理解が深まりやすいので、今回は4頭身以上の頭の小さい場合を除き、1体型や1.5〜3.5頭身の着ぐるみを前提としてお話しますね。

エアーのメリットその1「コンパクトな収納性」

エアー着ぐるみの場合、50センチ四方の小さめのダンボールへの収納が可能で、90〜120リットル位の容量の旅行用キャリーケースにも入ります。部屋の隅っこや棚に収納出来るので、保管場所に困りません。使用しない時には、カビ対策として布団収納袋などに入れておくことも出来ます。以前のブログで収納ボックスキャリーケースについてご紹介しています。
エアー着ぐるみ収納例1

エアー着ぐるみ収納例
ウレタン着ぐるみとの対比

キャリーケース(ハード)2

ウレタン着ぐるみの場合、梱包用ダンボールが1辺80cm〜1mを超えることもありますので、予め専用の保管スペースの確保や通路の幅の確認が必須です。
ウレタン着ぐるみ分解

 

メリット2「輸送コストの削減」

エアー着ぐるみの場合、梱包用ダンボールの三辺合計が160cm以下になる場合がほとんどです。同都道府県内の輸送費の目安は片道1,600円〜2,100円程度、東京〜沖縄間でも3,000円以内に収まります。

ウレタン着ぐるみの場合、梱包用ダンボールは着ぐるみの実寸よりも大きくなります。セパレートタイプの着ぐるみは、頭部・胴体の分割が可能ですので2個口の荷物になります。同都道府県内の輸送費の目安としては片道5,000円〜15,000円、遠方への配送の場合は片道2万円以上を想定しておく必要があります。(※サイズ・配送先や運送業者さんによって価格帯は変わるため、出来る限り早い段階で複数の業者さんに見積り依頼されることをおすすめします。)

 

メリット3「運送業者の選択肢が豊富」

エアー着ぐるみの場合、クロネコヤマトの宅急便(160サイズ以下)や日本郵便のゆうパック(170サイズ以下)などを利用することが出来ます。その他、大抵はどの運送業者さんで受け付けてもらえます。小さめの荷物扱いの為、到着の時間帯指定が出来ることもメリットの一つです。(参考リンク:ヤマト宅急便サービス ゆうパックサービス

ウレタン着ぐるみの場合、大きな荷物の扱いになりますので到着の時間帯指定が出来ません。通常の配達サービスで頼む際には「ドライバーさんが一人で持つことが出来る」という条件が前提になります。一人で持つことが可能そうな場合でも、トラックのコンテナに乗らないことや、規定サイズを超えているなどの理由で断られてしまうこともあります。エアー着ぐるみの様にコンパクトに収納することが出来ないため、配送について考慮せず製作してしまうとイベント先まで配送出来ない可能性もあります。
業者さんの違いや地域の担当ドライバーさんによって受け付けてもらえるかどうかの基準が異なりますので、具体的に「何cm以内なら大丈夫」とは断言することは難しいのですが、当工房の経験上では一辺が1mを超えた着ぐるみは断られてしまう場合が多いです。2人以上で運んでもらえるサービスもありますが、その場合「引っ越し」と同じような配送区分になります。混みあう時期は待ち期間が出ることもありますし、通常の配送と比較すると高額な輸送費用になります。

深刻な人材不足や荷物量の増加により運送業界もここ近年大きく変化しているようで、「法人宛のみで荷受可能」「1cmでも規定サイズをオーバーしていると受け付けない」「上限のサイズが徐々に小さくなっている」「運送料の高騰」など、どの業者さんも以前と比べて少しづつ配送する際の条件が厳しくなってきています。折角オーダーメイドで製作した着ぐるみなので、様々なイベント行事で使えなくては元も子もありません。最近になっての運送サービスの状況も踏まえ、納品後のご使用予定を伺った上で配送の可能性が少しでもある場合は、収納性の高いエアー着ぐるみでの製作をお勧めしています。

 

メリット4「着用者の負担の軽減」

エアー着ぐるみの場合、ブロアーファンなどの機材類を含めて4〜8キロ程度の重量になります。着用時には空気の膨らみにより更に体感的な重量は半減します。そしてブロアーファンが着ぐるみ内部に常に風を送り込んでいるため、夏場の屋外でも涼しく快適に過ごせます。身体への密着感が少なくムレにくい点も支持されています。

ウレタン着ぐるみの場合、1.5〜3.5頭身の着ぐるみの総重量は最低でもで10キロ以上、一体型の大きな着ぐるみは総重量が15キロ以上になります。また、着ぐるみの内部は熱が篭もりやすく、腕や足元は綿の入った厚手の生地が密着します。特に夏場のイベント出演の際には、ご着用者の方にとって大変過酷な現場になります。

 

メリット5「ドアをらくらくすり抜け!」

エアー着ぐるみの場合、着ぐるみよりもドアのサイズが小さい場合は、一旦空気を抜いてから通り抜ける事が可能です。観客の目に触れる場所では難しいですが、バックヤードや保管場所、移動の際のドアやエレベータなどではその技を使えますので、特別サイズを考慮する必要がありません。
エアー着ぐるみドア通過
「あれれ…とおれないよ〜」

エアー着ぐるみドア通過2
「よ〜し(いったんスイッチをきって…)」

エアー着ぐるみドア通過3
「スタスタ〜♪(ないしょだよ〜)」

エアー着ぐるみドア通過5
「とおれたよ〜♪すぐにもとどおり」

ウレタン着ぐるみの場合、3頭身よりも顔の大きな着ぐるみは顔の横幅が80cm以上になります。片開きのドアのサイズも80センチ程度なので、移動の際に「カニ歩きですり抜ける」「ドアにこすって汚れてしまった」など苦労しているといった話もよく伺います。保管場所やイベント会場などの通路・ドアのサイズを予め想定して着ぐるみの大きさを制限する必要があります。

 

メリット6「ぬいぐるみのようなふわふわした手触り」

エアー着ぐるみは、触るとふわふわ弾むような手触りが人気です。お子さんがぶつかってきた場合でも頭も身体も柔らかいので怪我をする心配がありません。「エアー着ぐるみってつるつるのビニール素材でしょ?」と言われることがありますが、通常の着ぐるみ同様にボア生地での表面加工可能です。丸みをもった独特のふっくら感があるため、ぬいぐるみのような可愛らしさを表現出来ます。

ウレタン着ぐるみの場合、胴体は柔らかく頭部は硬い素材で製作しますので、エアー着ぐるみに比べると造形的な表現に向いています。頭部はアクリルボアをボンド貼りするので、縫い目はほとんど出来ないのがメリットです。
エアーミックス ウレタンミックス
左がウレタン着ぐるみ、右がエアー着ぐるみです。

さて、如何でしたか?今回は「エアー着ぐるみのメリット」としてウレタン着ぐるみと比較しながらお話を進めてきました。細かく見ていけばエアー・ウレタンどちらにもメリット・デメリットは存在します。ただ、いままでお客様のご意見を伺いながら、着ぐるみの保管・配送・イベント活動など、着ぐるみ納品後の具体的な運用状況を想定した場合に、エアー着ぐるみに軍配が上がることが多いと考えました。「実物を見たことがない」と言った理由でエアー着ぐるみを敬遠されることもありますが、このブログを通して少しでもエアー着ぐるみの良さを知っていただきたいと思っています。皆様に快適な着ぐるみ生活を送って頂けるようキグルミックス一同これからも情報を発信していきます。
ミックスくん
おまけ「はじめてふたりで写真とったね。」

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